【経験談】郵送で税務署に行かずに確定申告する際のデメリットとコツ


この記事では、税務署に行かずに郵送で確定申告を済ませたことのある僕の経験談をご紹介します。

会社を経営している方なら慣れたものでしょうが、毎年確定申告をすることがほとんどないサラリーマンにとっては、勝手が分かりませんよね。

銀次郎
いつまでたっても慣れません。

作るのも面倒であれば出すのも面倒ですよね。

税務署まで行かないといけないのか?
やり方が分からないから、相談して提出する場合は?

などなど疑問はたくさんあると思いますが、意外と盲点なのは、
税務署に行かなくても確定申告はできる
これだと思います。

わざわざ平日に有休を取って、税務署に行く必要もありません。

ニュースを観ていると、長蛇の列に並ばないといけないイメージの強い確定申告ですが、税務署に行く必要がないの意外ですよね。

僕自身、過去に数回確定申告を行いましたが、1度も税務署に行ったことがありません。

どうやって確定申告を済ませたかというと、全て郵送で済ませました。

確定申告の時期である2〜3月は、仕事が年度末で忙しい上に、乾燥して空気も悪いですよね。
その上税務署や、申告相談所は人でごった返しています。

銀次郎
できるだけ人混みには行きたくないものです。

ということで僕は、人混みに行かずに済む郵送をオススメしますが、デメリットや注意しておかないといけないことがあります。

この記事には、

・郵送で済ませることのデメリット
・郵送でスムーズに確定申告を終わらせるためのコツ

をまとめました。

この記事を読めば、せっかくの有休を確定申告でつぶすことが無くなります。わざわざ税務署まで足を運ぶ手間も省けます。

銀次郎奥さん
空いた時間で家族サービスね!
銀次郎
はーい!

あわせて読みたい

1.【結論】早めに郵送して訂正できる時間を作っておく

郵送する際のポイント

申告書類の不備に備えて、できるだけ早く投函までしておく

郵送の場合の確定申告の流れは以下の通りです。

①国税庁のホームページで申告書類を作成

②プリントアウト

③投函

④税務署に書類到着

⑤担当の職員が内容確認

僕たちがコントロールできるのはまでです。
③まで最速でやりましょう。

2. 書類にミスがあった場合

郵送の最大の心配はこれだと思います。

このミスを無くそうと思うと、内容を審査して、問題ないことを確認した上で提出できる、
「申告書の作成会場で相談しながら書類作成をして申告をする」
方法を取らないとダメです。

ただ上記の相談は、基本的に平日にしかできないので、僕は相談せずに申告するつもりでした。

銀次郎
有休取らないとダメですし。

ただ数日だけ、土日も相談を受け付けている税務署もあります。
管轄の税務署が、

・土日も受け付けているのか
・それはいつなのか

ぜひチェックしておきましょう。

話を戻して、ミスした時のことを考えると不安だったので、まずはネットで調べ、その後税務署に電話で確認してみました。

それによって出した僕の結論は、

まあ郵送でミスっても何とかなりそうやな。

です。

ここではその根拠をまとめていきます。

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2-1. 期間内なら何度も再申告が可能

ミスを自分で気付いたり、税務署から指摘されたとしても、期限内なら再度申告可能です。

2つ以上申告書を提出した場合、最後に提出された申告書を、その人の申告書として取り扱うことになっています。

参考: 国税庁ホームページ No.2026確定申告を間違えたとき

2-2. 書類に不備があって期限に間に合わない場合は?

これがいちばん気になるところです。

結論として、
期限内に1度でも申告しておけば、期限が過ぎた後にミスが発覚したとしても何とかなります。

ただミスの内容で、申告の種類が変わります。
下記の2種類です↓

本来より税額を多く(=還付金を少なく)申告した場合
更正の請求

本来より税額を少なく(=還付金を多く)申告した場合
修正申告

参考:国税庁ホームページ 確定申告期に多いお問合せ事項QA 25

2-3.【期限外で申告する際のリスク】延滞税

このリスクがあるのは、書類に不備等のミスがあり、確定申告の期限後に修正申告をした場合です。

つまり、本来支払うべき税金の納付が遅くなった場合ですね。

納付が遅れた日数だけ税率は上がっていくので、すぐに申告を済ませば、大した税率にはになりません。

ただ計算が複雑ですので、ここでは説明を割愛します。

参考: 国税庁ホームページ 延滞税の計算方法

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3. 直接税務署に提出しにいっても数秒で終わる

先程少し触れましたが、自分で申告書を作成して、税務署に持って行っても、受付の手続きだけで、すぐに受理されます。

一旦受理されて、その後間違いがあったら指摘される流れになります。
内容を確認した上で、受け取るなんてことはしてくれません。

「申告書の作成会場で相談しながら書類作成をして申告をする」
この時だけ、内容を確認してもらって提出ができます。

4. e-Taxは便利そうだが事前申請が必要

便利そう、と書いたのはe-Taxを使ったことがないからです笑
便利そうなので、もちろん僕も1度は利用を検討したのですが・・・

e-Taxを使うためには事前に準備が必要です。

銀次郎
確定申告の直前では間に合わないです。

以下の画像は、e-Taxで確定申告をする際の手順です。

「eTaxご利用の流れ」(国税庁ホームページ)を加工して作成

ピンクで囲った箇所を、申告書の作成までにやっておかないといけません。

銀次郎
まずマイナンバーカードを作っている人が、どれだけいるかですね・・・

もちろん、僕はマイナンバーカードを作るところから始めないといけなかったので、早々に挫折しました。

マイナンバーカードは持っておくと、確定申告の目的以外でも結構便利そうなので、スキ見て作っておくべきです。

ちなみに、マイナンバーカードは通知カードとは違います!間違えやすいのでご注意を。

※引用: 総務省ホームページ 通知カードについて

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5.【最後に】とにかく1回期限内に申告しておくこと

とにもかくにも、期限内に1回申告しておくことが大事です!

税務署に電話で質問をした際、1番強調されました。

1度も申告をしなければ、期限を過ぎた際の更正の請求や訂正申告すらできません。

それでは今日はこのへんで。

【あわせて読みたい】
白色申告と青色申告の違いって?サラリーマンは何色申告で確定申告すべき?

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