【30歳過ぎの転職者へ】転職先で意識して良かったこと4選
この記事は、サラリーマンとして中堅ど真ん中の34歳で転職した僕が、
と考えた結果実践したとこと、入社して2年経ち、その結果どうだったかをまとめています。
経験上、
ぐらいのインパクトがあります。何をするにも手取り足取り教えてもらう必要があります。
一方で転職者といえど、年齢だけは30歳を過ぎている中堅です。
会社の実務をメインで引っ張っていくことを求められる側面もあります。
中堅の転職者はこの2つの板挟みに合っているわけです。
新入社員並みの業務の不慣れさで、チームの中心となって実務を引っ張ることを求められる。
そう感じることは入社前から明らかでしたので、このジレンマの対策を入社前からずっと考えていました。
もくじ
1.【結論】全ては早く職場に馴染み、戦力になるために
単純なんですがコレしかないです。
こうするためにはどうすれば良いか、全力で考えるべきです。
前職の経験とか活かせたらいいなと最初は思いましたが、途中からどちらでも良くなりました。
そのために、周りに助けてもらえるよう一刻も早く職場に馴染むことがものすごく大事です。
新入社員が考えることと同じことですが、30代の中堅が本気でそう思えるかが大事だと思います。
2.【まとめ】実際に僕が意識・実践して良かったこと
やったことは4つです。
・ムリに前職を経験を活かそうとしない
・全員に敬語
・100%言われた通りに仕事をすすめる
以下で詳しく書きます。
2-1. 前職の(専門)用語を使わない
こう聞くと、エンジニアの技術に関する専門用語をイメージしますよね。
実はここでお伝えするのはそうではありません。
何でもない日常会話で使う言葉の指す意味に注意するべき
です。
分かりにくいので、僕の実体験を例に挙げます。
例①「社内審議」を表す言葉
↓
現職:ジャッジ
僕の場合はついつい現職で、
と言ってしまいます。
現職の同僚はこれを聞いて、
となっているわけです。
まあ、レビューもジャッジも意図することは同じなので、推定できなくもないですが・・・
現職の同僚にとっては違和感が残ります。
これが原因でトラブルにまではならないと思いますが、
郷に入れば郷に従え
という言葉があるくらいです。
現職で運用されている社内用語を使った方が、社内のコミュニケーションはスムーズです。
2-2. ムリに前職の経験を活かそうとしない
転職者が手っ取り早く転職先の会社でアウトプットを出す方法は、
前職の知識・経験・ノウハウを活かす
ことです。
まごうことなき事実なんですが、意外と難しいです。
弁理士など、業務内容に大きく影響する資格がある場合はこの限りではないです。
多くの転職者は転職先の会社で、資格には及ばない、形の無い能力を発揮して働きます。
形が無いので、自分が気づいていない能力や適正があります。
自分が活かせると思っている能力は意外と活きません。もしくは活きるまでに時間がかかります。
僕の感覚ですが、2年くらい働いてやっと、
と思ったくらいです。
そんなこともあります。
何とか活かさないと貢献できない!
と思うのではなく、早くその会社のやり方を覚えて、アウトプットを残すのが吉です。
2-3. 全員に敬語
下手に出ろと言っているわけではありません。
中堅の転職ともなると、
・自分より在籍年数が長い
人と同僚になります。
その人と自分、どちらが先輩でしょうか?
答えはありません。会社の社風や相手がどう思うかで変わります。
例えば日本のプロ野球の場合、高卒でプロ入りしようが大卒でプロ入りしようが、年齢が先輩後輩を決める指標です。
一方で、吉本興業の場合は年齢は関係無く、事務所に入った順になるそうです。
若かりし日のりあるキッズは、自分より年上の芸人から
「兄さん」
と呼ばれていたそうです。
先輩後輩の線引きは人それぞれ、会社それぞれですね。
そんな社会ですから、全員に敬語を使っておけばまず間違いないわけです。
2-4. 100%言われた通りに仕事をすすめる
1つめの、「前職の経験を活かす」と似通っていますが、やっぱり郷に入れば郷に従え
です。
しばらくは言われた通り100%でキッチリ仕事をこなしていきましょう。
理由は2つあります。
・教えてもらいやすい環境作り
その会社での基礎(=仕事の進め方)を学ぶ
まず1つ目について、僕の経験談ですが、自分の仕事の進め方で、
と思っていても、前職の影響を受けていることが多いです。
思いのほか、自分は前職に染まっている
と思って良いくらいです。
教えてもらいやすい環境作り
分からないことが腐るほどあり、人に聞かないといけない機会が無茶苦茶多いです。
冒頭にも申しましたが、年齢だけは中堅の新入社員です。
教えてもらう側の姿勢として最低限、「素直」である必要があります。
教えても話を聞かない中堅のおっさんに仕事を教えたいとは思いませんよね。
3. なぜ「30歳過ぎ」に向けに書いたのか
僕は34で転職しました。
もう立派なおっさんですが、年下に仕事を教わりますし、僕の場合、年下が上司でした。
自分もやりづらいですが、相手はもっとやりづらいです。
こちらの工夫は必須です。
4.【結果】意識・実践して2年経ってどうだったか
あくまで個人な主観によるものですので、ご参考まで。
4-1. 人間関係には困っていない
ウソかホントか年下の同僚に、
と言われたので、仕事を教えてもらえる環境づくりは多少成功したのかなと思っています。
4-2. 他の課の人には年下に見られている
マスクが拍車をかけています笑
コロナ禍のマスクで年齢不詳になり、親しみを持ってもらえているのではと思っています。
誰に対しても敬語で、仕事に不慣れな感じがあるので、より後輩感が出ているものと思われます。
4-3. やっと前職の知識が活かせるかも?!
2年経ってやっとそう思えるようになってきました。
とにかく入社してからは、
その会社での基礎(=仕事の進め方)を学ぶ
ことに専念してきました。
2年経って基礎が身について、最近やっと周りを見渡せる余裕が出てきたように思います。
僕とは違い、2年経たずして知識を活かせる人はいると思います。
個人の能力によるものなのか、持っているスキルによるのか分かりません。
ただ、2年かかる人も居ると頭の片隅に置いてください。
プレッシャーを解くきっかけになれば幸いです。
それでは今日はこのへんで。
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