面接官の質問から分かる30代の転職で覚悟すべき2つのこと

この記事では僕の転職の経験から、30代の転職者に企業が求めていることをまとめました。

ひと昔前に比べると、転職者の年齢は上がってきました。

僕のイメージでは30歳が転職の限界でしたが、今は35歳もしくはスキル・キャリア次第では40代でも転職可能なように感じます。

銀次郎
実際、僕が転職したのは34歳でした。

ただ、転職者の年齢が上がるということは、求められることがシビアになってきていると考えるのが普通です。

ではどんなことが転職者に求められているのか。

それを僕の転職活動での経験を踏まえて、予測したのがこの記事です。

予測の方法は至ってシンプルです。

実際に面談で聞かれた内容から予測する。


シンプルですが1番確実です。

普通に考えれば面接官が質問する内容は、採用側が欲しい要素を持っているかどうかの確認になっているはずです。

ちなみに、転職者のスキルやキャリアある程度、履歴書や職務経歴書から読み取れます。

ですので書類選考を通過した時点で、自分の持っているスキルやキャリアは、その会社とある程度合致していると考えられます。

実際に自分が面接をした際、持っているスキルやキャリアについて話した時間は非常に短かったです。

銀次郎
提出した書類の内容を軽く確認するレベルでした。

では面接で何を聞かれたのか。

僕の経験では、サンプルは2社と少なめですが、どちらでも全く同じ質問をされました。

面接対策としてはもちろんですが、自分が転職をするにあたり、

・転職するということはこういう事が待ち受けているんだ
・この点は腹を括らないといけないな

と思い知り、決意させてくれた質問でもあります。

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1.【結論】プライドとキャリアを捨てられるか否か

30代の転職で覚悟すべきこと

1. 年下の上司のもとで働くこと
2. 前職で積み上げたものがゼロになること

面接官には、上記のような事があっても構わないかを確認されました。

銀次郎
はい!

即答でした。

僕の感触では、

・そんな環境でもプライドを捨てて、1からやっていく覚悟はあるか
・採用したら実際にそういう環境に配属されるが大丈夫か

これらを確認したかったように感じましたが、質問の真意の程は分かりません。

以下では、これら質問から会社が求めていることは何か、
そして僕がなぜ即答で「はい」と答えたか、理由を書いていきます。

2.【1つ目】年下の上司のもとで働くこと

会社によって出世する年齢は様々です。

課長になるのが30代後半の会社もあれば、40代中盤の会社もあります。

転職をするということは、その会社間の差のひずみを受けることになります。

前職では役職無しが普通の年齢でも、転職先では自分の年齢以下で役職ありの人がザラにいるかもしれません。

自分はどう考えたか

僕はというと、年下の上司のもとで働くことは気になりませんでした。

理由は、いずれ誰しもそうなるからです。

転職せずに1つの会社にずっといたとしても、自分より給料や役職が早く上がっていく優秀な後輩は必ずいます。

最速で社長にまで出世しない限り、必ず後輩に抜かれます。

とは言うものの、

年下の元で働くのは嫌だ

というのが一般的な考えだと思います。

このプライドが発奮材料になるなら良いと思います。
ですが、「転職」というチャンスを逃す、選択肢を狭めることになってしまっては非常にもったいないです。

3.【2つ目】前職で積み上げたものがゼロになること

この質問では、

・積み上げた地位、信用がリセットされる
・前職で身に付けた専門知識が活かせない

そうなっても大丈夫かどうかを問われたように感じました。

積み上げた地位、知識がリセットされる

1つ目と関連していますが前職での、

・あと少しで役職がつくところまで積み上げてきた成果
・同僚・他部署の人と築き上げてきた信頼関係

はもちろん無くなります。

また知識については、業種が一緒でも業界が変わってしまうと、これまで学んできた事が全く活かせなくなる可能性があります。

採用する側は当然、これらがリセットされることは織り込み済みです。

転職者が、これらがまた1からになってしまう徒労感に負けてしまわないかが重要だと感じました。

自分はどう考えたか

まず地位に関して、特に積み上がったものがなかったので、特になんとも思いませんでした。

銀次郎
出世コースから外れていましたし。

知識については、前職の知識が全く活きなくてもいいかなとさえ思っていました。

銀次郎
1つくらい何か活かせることがあればいいか。

この程度でした。

そもそも前職の知識を活かせるかどうかは、採用側に任せようと考えていました。

僕の場合まさに、業種が一緒で業界が変わってしまったのですが、内定が出た際には、

銀次郎
34歳なのに新しい業界で1からチャレンジさせてもらえるんですか?!

銀次郎
ラッキー!!

むしろ1から始めることを許可してもらえた、と捉えていました。

4. プライドとキャリアを捨ててみてどうだったか

捨ててみてというよりは、捨てるほどのプライドとキャリアが無いと考えていたので、特に何とも思いませんでした。

むしろ、

1から新しいことにチャレンジできる!

この想いが強かったです。

これだけ聞いていると、転職にデメリットなんて無いように思えますが、デメリットはあります。

デメリットの捉え方次第でデメリットの有無が決まります。

プライドやキャリアが無かった僕にとっては、デメリットになり得ませんでした。

5.【最後に】前職の経験や知識を捨て年下の上司のもとで働く

前職の経験や知識を捨て1から年下の上司のもとで働く
これが僕が思う、30代の転職者が持つべき最大の覚悟です。

これがへっちゃらに感じるなら、転職しても大丈夫です。

あとは人間関係だけです。

銀次郎
これだけは行ってみないと分からないです。

それでは今日はこのへんで。

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