確定申告が必要となった時、まず耳にするのが、
「白色申告」
と
「青色申告」
という言葉ですよね。

確定申告をしなければならなくなったサラリーマン誰もが一度は悩む問題について、今日は書きました。

それでは以下で詳細を書いていきます。

※本記事は個人の経験談に基づいた一意見です。法律の内容や解釈は、日々もしくは人によって変わります。
確定申告をする際は税理士などの専門家、もしくは税務署に確認した上で判断をしてください。

1. 白色申告とは？

サラリーマンが医療費控除や住宅ローン控除をする場合は白色申告となります。

ほとんどのサラリーマンが確定申告をするのは、これらが目的のはずです。

ちなみに、副業の売り上げが20万円以上超えている人も、白色申告で特に問題ありません。

2. 副業サラリーマンにとっての白色申告のメリット

副業をしているサラリーマンの観点でもまとめました。

確定申告では自分の収支を報告するので、1年間の収入と経費をまとめる必要があります。

後ほど書きますが、青色申告の帳簿のつけ方はかなり面倒です。

白色申告では、基本的に売り上げと経費が書いてあり、証拠となる領収書などが残されていればOKです。

また、白色申告をすると、家族やスタッフの給与の一部が経費になります。
配偶者であれば年間86万円、その他の人は50万円までの給料を経費にできます。

ただ、副業って1人でされている方が大半なので、ほとんど意味のないメリットともいえます。

参考： 国税庁ホームページ No.2075 青色事業専従者給与と事業専従者控除 3 事業専従者控除

3. サラリーマンでも青色申告ができるケース

サラリーマンでも条件を満たせば青色申告が出来ます。

下記3種類の所得が、どれか1つでも本業とは別にある場合は青色申告が出来ます。

事業所得は副業がかなり本格的な場合です。
僕の経験上の、「本格的」はコチラ↓

4. 青色申告と白色申告の違い

まとめてみました！どーん。

ただし以下に注意です。

また、白色申告から青色申告に切り替えることもできます。
その場合は、青色申告にする年の3月15日までに申請が必要です。

以上が白色申告と青色申告の違いです。
やはりというか、青色申告は面倒です。

と冒頭で言った僕の気持ちがお分かりですよね笑

5. 青色申告のメリット

手間がこれだけかかる一方で、メリットも多数用意されています。
サラリーマンにとって下記はあまり関係ないですが、有事に備えて書いておきます。

上表にも記載していますが、改めて主なメリットは以下の通りです。

6.【最後に】白でも青でもとにかく締め切りまでに申告を！

とか言っているうちに締め切りを過ぎてしまっては元も子もありません！

簡単な白色申告でささっと終わらせて、浮いた時間でそれこそ副業をがんばったほうがいいと思います！

それでは今日はこのへんで。