【将来出産を考えている奥さんへ】そのための転職なら経験上、大手企業をオススメする理由

まずは読んでおきたい

以前に、奥さんが仕事を続けるために妊娠前にしておくべき3つのことをまとめました。

この記事では、その3つのうちの1つである
「転職」
について、詳しく書いています。

・今の会社で出産を迎えるのは無理!
・職場復帰も難しそう!

となれば、残るは手は転職ですが、

・じゃあどんな会社なら安心して出産を迎えられるのか
・出産後の職場復帰もできるのか

が分からないですよね。

その悩みに対して、僕の経験に基づいて1つの答えをまとめました。

まず結論(自論)を言うと、
多くの奥さんにとって大手企業が正解の1つ
だと考えます。

そんなん当然やん?
何を今さら。。。

という意見がある一方で、

大手って何かあったときの融通はきくの?
何がなんでも社内規則に則りそう。。。

というイメージを持たれている人も一定数います。

人によって重視する点が違うので、ベストな答えは様々です。

ちなみに、ベンチャーや中小企業を否定しているわけではありません。
大まかな傾向として、大手の方が整っているという意味です。

最近ではベンチャーの方が、ダイバーシティ(多様性)を大事にしているように感じます。

銀次郎
友人の奥さんも何人か、子育てをしながらベンチャーで働いています。

ただベンチャーはものすごく数が多いです。

「子育て支援がしっかりしているベンチャー企業」
という基準だけでは、とてもじゃ無いけど絞りきれません。

自分がやりたいことができそうなベンチャーの中で、育児制度が整っているのはどこか?
という、やりたいことが明確な奥さんなら向いていると思います。

銀次郎
そうでなければ、待遇が良い大手企業が安パイかなと。

また実際、大手企業に勤めている女性が、
・妊娠
・出産
・子育て
をしながら働いているのを横目で見てきて、多くの女性にとってやはりメリットが多いなと思っています。

では具体的に、どんなメリットがあるから大手企業への転職をオススメするのか。
経験談を元にその理由と背景について、詳しく書いていきます。

1.【オススメする理由】国の制度には従うし独自の制度もある

奥さんの大手企業への転職をオススメする理由

・国の制度を確実に活用するよう促される
・会社独自の支援制度がある

つまり大手企業は、制度が整っていて、それをきちんと活用する文化がある会社が多いです。

ちなみに、国の制度についてはコチラ↓
産前と産後休暇などのリンク

2.【制度が整っている理由】外部評価を気にしている

ではなぜ、大手企業は制度が整っているのか。

僕が思うに、外部評価に敏感で、世間体をかなり気にしているからです。

大手企業だと採用数も多く、毎年新卒を数百、数千人単位で採用するところもあります。

つまり、かなりの学生を集めないといけません。
じゃあ企業側はどうするか。

新卒の就活の際、全ての就活生が必ずと言っていいほどチェックすることがあります。

銀次郎
絶対にみんなチェックします!

それは、
働きやすさランキング
です。

見たことありますよね。

第3者の調査会社が残業時間や休暇日数、有休取得日数、離職率などを元にランク付けしたものです。

働きやすさランキングは序の口で、色々な切り口で似たようなランキングがあります。

僕が知っているだけでも、

・ぜひ働いてみたい憧れの企業ランキング
・就活生に人気の企業ランキング
・働きやすい企業ランキング
・ホワイト企業ランキング
・働きがいのある企業ランキング

これくらいあります。

このランキングの上位に食い込めば当然、就活生もたくさん応募するわけです。

じゃあどうすれば順位が上がるのか。

それは、
国の方針に沿う
ということだと思います。

今で言うと、国として女性が活躍できる社会を目指しています。

マタハラなど、国の方針に背いたことが少しでもあると、メディアから徹底的に叩かれ、これらランキングで順位は急降下です。

銀次郎
近年、コンプライアンスに関する目が特に厳しいですね。

それを避けるには、国の方針に沿うことが確実です。

なので、女性特に子どもがいる奥さんに対して、サポートが手厚くなっているわけです。

3.【具体例】会社独自の制度一覧

国の制度に加え、子育てを控えた、もしくは子育て中の奥さんに対して、独自の支援制度がある企業もあります。

先程ご紹介した、ランキングの順位を上げる一環かもしれませんね。

銀次郎
抜きん出て手厚かったり、突飛で変わった制度だと、雑誌に取り上げられますし。

僕自身が実際に目の当たりにしただけでも、

・育休からの早期復帰で40万円を給付
・社内に託児所がある
・毎月の給料に子ども1人あたり1万円の手当てがつく
・夫ですら育休を5日取得しないといけない
・子どもの予防接種の費用は会社負担

これだけあります。

銀次郎
どれもありがたいです。

4. 大手企業のデメリット

今のところ、将来出産を考えている奥さんにとっては、大手企業への転職はメリットだらけですよね。

ただ、もちろんデメリットもあります。
人によってはデメリットにならないこともあるかもしれませんが、僕が横目で見て感じたデメリットを2つ、ご紹介します。

4-1. 社内でのキャリア(出世)が止まる

そもそも出産を考えられている方は、出世というキャリア形成を考えられていないかもしれません。

ちなみに前職では、小学生のお子さんが2人いる女性の課長がいました。
旦那さんももちろん働いています。

4-2. 不都合があったときの交渉の余地が少ない

元々の制度が良い分、そこから少しでもそれた時のフレキシブルさは無いように感じます。

例えば、

・子どもを保育園に送って行くから、もう30分だけ通勤時間を遅らしたい
・給料は減ってもいいから、早めに退社したい

などなど。

経験上、会社の歴史が長いと社内規則がかなり多く、それに伴いしがらみも多いです。

そのため、人ごとに適切な対応を取ることが難しいです。

社内規則が今の時代にあっていなくても、社内のルール変更は社内全土に渡るので、会社の規模が大きいと、気軽に変更できるものではないです。

銀次郎
上司も、社内規則の範囲内でしか判断できないわけですね。

5. 高待遇でやっと現職との比較になる

大手企業のメリットやデメリットをお伝えしてきましたが、なぜそんなにも大手企業推しなのか。

給料や働きやすさなど、転職先の待遇が今の会社より良くなってやっと、今の会社との比較になりますよね。

待遇が今の会社と同じなら、勝手が分かっている分、今の会社の方がいいですよね。

銀次郎
慣れない職場で、一から人間関係を作っていくのはしんどいです!

6.【おまけ】転職してすぐの産休は気まずい、育休は取れないことも

やはり転職してすぐの産休・育休は気まずいです。

入社したばっかりで、仕事もこれからなのに。。。

産休・育休の取得は権利です。取得して当然です。

ですので権利を行使しても、とやかく言われることではないハズですが、やはり上記のように思う人もいます。

銀次郎
そもそも、貢献できる間も無く休みに入るのはもどかしいですよね。

また育休は、会社によっては入社1年未満だと取得できません。

※「育児・介護休業法の概要」(厚生労働省)(https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/02_jp.pdf)を加工して作成

入社1年未満だと取得できるかどうかは、その会社で締結されている労使協定の内容次第です。

ご注意を。

それでは今日はこのへんで。

- 転職してやる!と思い初めて1週間以上経っている人へ -

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