マイホームはマンションではなく戸建てに決めた理由


マイホームって色々勉強して突き詰めていくと、
・マンションの方が戸建てより売りやすい
・新築はすぐ価値が下がるから中古の方がオススメ

という合理的な考えに行き着いて、それをもとに結論を出すと、

マイホームは中古マンションにするべき。あとはお好みで水回りなどをリフォームする。


となると思います。

でもこれって、

・引越しなど家が不要になった際に売りやすい
・売る際に値段が高くつきやすい

という、手放すことを前提にした場合のベストな考え方ですよね?

なので、売る気がない家庭にとっては先ほどの結論がベストとは限りません。

銀次郎
銀次郎家も売る計画はないです。

ということで今日は、銀次郎家の考え方と、それをもとに出したマイホームの結論をまとめました。

世間では、

・一戸建ては老後売れないから困る
・売りやすいマンションにすべき
・新築は買った瞬間、価値がなくなる!
・中古にすべき

などなど、合理的な情報があふれています。

これらは「世間の多数派の意見」だと思います。

家というと、人生で最大の買い物ですよね。

最大の買い物を、

みんながそうしているから、ウチもそうしよう

というように、他人を見て決めたらもったいないです!

この記事は僕の超個人的な考え方を書きますが、

こういう考え方もあるんだなぁ

という感じで読んでもらって、自身のオリジナリティ溢れたマイホーム計画を考えるきっかけに少しでもなればと思います。

1.【結論】マイホームは新築戸建てで


理由は2つです。

・マンションだと駐車場代が最低1.5万円かかるので勿体ない
・マイホームから引っ越す気がない

この結論に達するまでにものすごく悩みました。
マイホームを探し始めて早1年半。

最初は新築の分譲マンションのショールーム見学から始まり、今は土地探しに奔走する日々です。

そう、銀次郎家のマイホームはまだ決まっていません。
あたかも決まったかのようなタイトルですが、まだ決まっていません笑

とはいうものの、
・予算
・どのあたりに住みたい
・間取り
は決まっているので、

銀次郎
あと残すは土地のみ!

これが1番大事なのかもしれませんが。。。

2.【戸建てにする理由1】都会のマンションは駐車場代が高い


駅遠や田舎だと月々数千円ですが、駅近もしくは都会だと、少なくとも1.5万円は超えてくるというのが僕の感覚です。

ちなみに銀次郎は関西在住で、JRの駅へのアクセスにこだわっていることが前提です。ご参考まで。

仮に駐車場代が月々1.5万円のマンションで、ローンが終わるまで(35年間)住むとすると生涯で、

1.5万円/月×12ヶ月×35年=630万円

支払うことになります。

銀次郎
35年以上住むなら、もっとかかってきますね!

駐車場代がかからない戸建てにした場合、単純にこの630万円を家に充てれるわけです。

これは大きい。

多少でいいから駅遠や郊外のマンションにしたら、駐車場代安くなるやん?
少し妥協すれば、1万円くらい切ってくるんちゃう?
と思われる方もいらっしゃると思います。

僕はここに落とし穴があると見ています。

マンションが売れるか売れないか、値段を除けば利便性が全てだそうです。

つまり、
駅遠や郊外のマンションは後で売れないのでは
と考えています。

マンションではなく戸建てにする理由1

売りやすいことがメリットのマンションなのに、駐車場を安くするために不便なところで買うと、そのメリットが消えてしまう。
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3.【戸建てにする理由2】老後に引越す計画はない


会社の同期たちの多くがマイホームを買い始めたこともあり、昼休みにそんな話をしたりします。

話をしている中で、同期たちと僕と考え方に大きく違いがある点に気づきました。

それは、老後に夫婦2人で住む家の考え方です。

子どもが独立して、老後に夫婦2人になったら家を売って、狭めのマンションを買うか、賃貸に引っ越す。

というのが、多くの意見でした。

正直いうと、

銀次郎
可能なら僕もそうしたい!

と思っているのですが、難しいのではと考えています。

というのは、
これができるのは、駅近の便利なマンションでないと売れないからです。

駅近のマンションは
・高い
・値段の割に部屋が狭い

というように、子育て現役世代には向いていない、というよりは手が出ないと思います。

なので現役世代は、一戸建てか郊外のマンションという、売りづらいけど、広くて値段もおさえめなプランに流れていきます。

つまり、今の多くの現役世代が持っているマイホームは老後、売れないんじゃないかと思っています。

しかも日本は超少子化高齢化。
家を欲しがる人は年々減少しています。

ただ、今の現役世代が老後になる際には、超少子化高齢化で不動産の物件がだだ下がりしているので、他の家に移りやすいという考え方もありますね。

マンションではなく戸建てにする理由2

今の現役世代の手が届くようなマイホームは売却は難しいので、初めから生涯住む前提にする。
よって、マンションの売りやすさというメリットは捨てて戸建てに。

4.【新築にする理由】中古でも高い


中古マンションや戸建ても考えました。
ですが、値段はそんなに変わりません。

値段が変わらない
というと語弊がありますが、新築よりも安く済ませようとすると、

・築年数がそこそこいっている物件に
・リフォームとか特に手を加えず、そのまま住む

というパターンしかなさそうです。

築年数があまり経っていない場合

イメージは築年数10年以内で、キレイですが高いです。
多少新築よりも安いですが、割高感があります。

もしリフォームをしようものなら、新築よりもよっぽど高くなります。

築年数がそこそこいっている場合

築年数20〜30年になるとやっと安くなってきます。
が、内装や水回りなどはガタがきていますので、リフォーム必須です!

そのままでも住めるなら、それはそれでいいですが。。。

ただ何千万のローンを組んで入居するのだから、どうせなら内装・水回りだけでもキレイな家に住みたいですよね。

あと、「人が家に住む」という行為は想像以上に家にとってダメージです。

銀次郎
賃貸だと人が入れ替わるたびに、畳や壁紙をやり替えていますもんね。

となるとリフォームは必須。新築と価格が同じくらいになります。

新築にする理由

中古にしても安くなるわけではない。
・築浅物件→そもそも高い
・古い物件→リフォームすると新築と同価格に

4.【最後に】どんなマイホーム計画でも家族円満でないと成立しない


ここでは僕の家庭の考え方を書いてきました。
賛同してくださる方もいれば、ちょっと違うなという方もいると思います。

家庭によって考え方は違うので、ベストなマイホーム計画は千差万別です。

ですが、全てのマイホーム計画に共通して言えることが1つだけあります。
家族円満でないと成り立たないということです。

もし離婚など家庭の不仲があった場合、冒頭にも書いた、
・マンションの方が戸建てより売りやすい
・新築はすぐ価値が下がるから中古の方がオススメ
という物件だと現金化しやすく、財産分与がしやすいので確かに合理的です。

僕たち現役世代にはイメージしにくいですが、以前の記事でも触れた通り、家庭には思っている以上に色々あるようです。

ですが、元々手放す計画ならまだしも、家庭の不仲の可能性を考えてマイホーム計画を練るなんて寂しすぎますよね。

「夢のマイホーム」という言葉があるくらいです。

その夢つまり、自身のマイホームの計画が合理的でないなら、

・転職して給料をアップさせる
・子どもが手を離れ始めたら、奥さんも働きに出る
・副業する

などなど、夢を叶えるために別のアプローチで補うという手もあります。

銀次郎
家族がいいなと思う家でないと、わざわざ家を買う意味ないですもんね。

それでは今日はこのへんで。

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