【経験談】奥さんがもらえる育休手当の月額は月収のおよそ67%もしくは50%
まずは読んでおきたい
この記事では主に、育休手当をサクッと計算する方法をまとめました。
今の時代、ネットで調べれば計算はできます。
ですが計算方法なので、ちゃんと記事を読み込んで、計算式を理解しないといけませんし、何より育休手当について調べているということは、本人もしくは奥さんが出産を控えているハズです。
出産前は何かと大変です。
ということで今日は育休手当について、サクッともらえる金額を把握する方法をメインにまとめました。
ぜひ育休手当についてはサクッと把握して、他のことに時間を使ってくださいね。
ちなみに、もちろん厳密に計算する方法もまとめているので、ご安心を。
もくじ
1.【最後まで読むのが面倒な方へ】月収ごとの育休手当額
月収ごとにもらえる育休手当額をグラフにまとめました!
最長の2年間、育休を取る前提ね。
グラフの横軸は本来、
「育休(もしくは産前産後休暇)開始前の6ヶ月間の月収の平均」
ですが、見ただけで計算が面倒そうですよね。
なので、どこか1ヶ月分の給料だけで計算しても、大まかな金額は出るので、それで充分だと思い「月収」にしています。
2. 育休手当がもらえる2つの条件
育休手当がもらえる条件
・育休までに雇用保険に1年以上入っている
3. もらえる期間は最長2年
原則は1年です。
ですが、育休取得から1年もしくは1年半経った時に、どうしても職場復帰できない理由があれば、育休の延長ができます。
ですが延長にも上限があり、その上限が2年ということです。
4.【計算方法】月々の育休手当額は月収の67%もしくは50%
・厳密に計算する方法
の両方を紹介します。
4-1.【おすすめ!】サクッとした育休手当月額の計算方法
月々の育休手当額(およそ)
半年以降:月収の50%
・最初の半年(67%):167,500円
・半年以降(50%):125,000円
という感じ。
4-2. 正確な育休手当月額の計算方法
ここでは「およそ」ではなく、「正確な」金額の計算方法をまとめます。
ただ、毎月月収が大きく変わる方は、正確に出した方がいいかもしれません。
必要ないと思った方は、ここは飛ばして5へ。
月々の育休手当額(正確)
半年以降:休業開始時賃金月額の50%
正確な金額を出すには月収ではなく、休業開始時賃金月額なるものを計算する必要があります。
休業開始時賃金月額の計算手順
・育休(もしくは産前産後休暇)開始前の6ヶ月間の月収を合計する
・それを180で割る(1日あたりの育休手当額)
・さらに30をかける(1ヶ月あたりの育休手当額)
出典:厚生労働省ホームページ 第11章 育児休業給付について 113ページ 「休業開始時賃金月額」とは
つまり休業開始時賃金月額は、過去6ヶ月間の月収の平均のことですね。
例えば、過去6ヶ月の月収が
・220,000円
・250,000円
・240,000円
・220,000円
・230,000円
・220,000円
の場合、休業開始時賃金月額は、
(22万+25万+24万+22万+23万+22万)÷180×30
=230,000円
なので、月々の育休手当額は、
・最初の半年(67%):154,100円
・半年以降(50%):115,000円
となります。
5.【手当額に上限あり】月収449,700円が上限
月収が高ければ高いほど、育休手当も多くなります。
なので、もちろん上限額が決められています。
育休手当額の上限額
・半年以降(50%):224,850円
※月収で言うと449,700円
6.【まとめ】育休手当は月々いくら・どれくらいの期間もらえるのか
本日のおさらい
・以降は月収(※)の50%が月々もらえる
・最長2年もらえる
※厳密には「育休(もしくは産前産後休暇)前の6ヶ月間の月収の平均」
今日読んでくださった方の多くは、
という規模感を知りたい方だと思います。
なので、どこか1ヶ月の月収で計算しても、充分精度はあります。
冒頭にお見せしたグラフを再度貼り付けます。
最長2年間でどれくらい育休手当がもらえるのか、サクッと把握してみてください!
それでは今日はこのへんで。
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