【出産手当金の計算時に登場】標準報酬月額とは?
まずは読んでおきたい
入社してから2,3年目のある日、何かの通知のハガキが家に届いて、そこに自分の標準報酬月額が書かれていました。
それが標準報酬月額との初めての出会いだったのですが、憤りを感じました。
その時は標準報酬月額について何も知らないながらも、
くらいの印象はありました。
ふとハガキを見てみると、標準報酬月額の欄に
450,000円
という数字が。
と思った僕は、ネットで何でも調べれるこのご時世、ろくに調べもせず、そのハガキに書かれている電話番号にかけました。
金額についてはお勤めの会社に確認してください。
ということで、そこからやっと自分で調べてみました。
結果、450,000円という金額は納得の価格でした。
くだらないことで電話をして、本当にすみませんでした。
その際、標準報酬月額というものは、出産手当金など他の制度にも使われていることが分かりました。
ざっくりでも理解していると、制度を理解する際のアレルギーが減ります。
ということで今日は、
人向けに標準報酬月額をまとめました。
5分この記事を読んでいただければ、概要十分理解できます!
※本記事は以下を引用させていただきました。
引用:全国健康保険協会ホームページ
全国健康保険協会 > 健康保険ガイド > 健康保険等について > 健康保険について > 標準報酬月額・標準賞与額 > 標準報酬月額・標準賞与額とは?
1. 標準報酬月額とは?
標準報酬月額とは
です。
「毎月の給料」と書かなかったのは、
・基本給
・残業代
以外にも含まれる報酬があるからです。
これについては後ほど。
という疑問が浮かびますよね。
どんな風に分かれているかというと、以下の表の通りです。
例:会社からの報酬が月305,000円の場合
標準報酬月額は300,000円
となります。
この金額がいろいろと計算する際に使われます。
用途については後ほど。
2. 標準報酬月額の計算に含まれるもの
僕はここを理解できていなかったので、先程書いたような、
と電話してしまいました。
今思っても本当に申し訳ないことしてますね。クレーマーです。。。
というのも、標準報酬月額を決める際、給料(基本給+残業代)以外に、他のものも含まれます。
その名の通り「報酬」が全て含まれます。
色々ありますが、代表的なものをピックアップすると、
標準報酬月額の計算に含まれるもの
・残業代
・各種手当
・年4回以上の賞与(ボーナス)
などなど。
そして、銀次郎が抜けていたのは
「交通費」
です。
対価じゃなくない?
と思いますよね。
実は会社から支給される交通費って、
「通勤手当」
とも呼びます。
そう!
電車の定期代は通勤手当なので、標準報酬月額を決める際に含まれてしまいます。
3. 標準報酬月額の計算に含まれないもの
今度は逆に、含まれないものをご紹介します。
大きくは2点です。
標準報酬月額の計算に含まれないもの
・年3回以下の賞与(ボーナス)
含まれるものを覚えるより、
と覚えた方が手っ取り早いですね。
4. 標準報酬月額は何に使われるのか?
色々使われています。
銀次郎が出くわした標準報酬月額使われている場面は以下の通りです。
標準報酬月額が使われている場面
・厚生年金保険:受け取る給付金額の計算
・出産手当金:手当金の計算
5.【おさらい】標準報酬月額とは
・基本給、残業代各種手当、年4回以上の賞与が含まれる
・臨時の手当て、年3回以下のボーナスは含まれない
・健康保険料、厚生年金、出産手当金などの計算に使われる
それでは今日はこのへんで。
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