【新婚時1番初めにヤッてよかったこと】夫婦2人の家計簿を作る
我ながらいい感じのタイトルです。
何をヤッたかというと、
・月々いくら貯金するか
・何にどれだけお金を使うか
・お互いのおこづかいをいくらにするか
をエクセルに打ち込んで、お手製の家計簿を作りました。
気持ち悪いですか?というか、現実的すぎますね笑
ということで今日は、
・なぜ1番最初に夫婦2人の家計簿を作ったか
・家計簿を作った結果はどうだったのか
について書いていきます。
もくじ
1.【結論】夫婦でお金のことを話しやすい土壌を作っておくとケンカになりにくい
ちなみに、夫婦で家計簿を作ったことを友人に言うと、ほぼ全員びっくりしていました。
逆に家計について、最初に夫婦で話し合わないことにびっくりしました。
夫婦で財布を一つか、別にするかは人によると思います。
ですが、何十年も人生を共にしていく上で、家族でどれだけのお金が必要になるのか、
つまり、
家族でどんな生活・人生を送りたいか
をお互いに認識しておくことって、メチャクチャ大事じゃないですか?
でも普通はお金について、夫婦でルールを決めることなんてしないのが普通なようです。
夫婦といっても最初から、金銭感覚が全く同じというのはないと思います。
ですが僕の経験上、共通の目標があると、その目標を達成するために、
と言う話によくなります。
日々の過ごし方を数多く話し合うと、だんだんお互いの金銭感覚が分かり、そして似通ってきます。
結果、
・何に
・どれだけ
お金を使うかの判断基準が、夫婦で一致することが多いので、お金が原因でケンカをすることはほとんどないです。
2.【具体例】夫婦が一生涯で使うお金の使い道と金額
例として、銀次郎夫婦がいくらのお金が必要になりそうか、当時2人で計算した結果はコチラ↓
銀次郎家が一生涯で必要になるであろうお金
2.マイホーム購入:4,000万円
3.日々の生活費:18,200万円
どんな裕福な生活を想定してるんや!?
と思われませんでしたか?
僕達も初めてこの金額を見たときはそう思いました。
ですが、一つ一つ見ていくとかなり妥当です。
実はこれで結構最小限です。
上記の金額になった経緯や、金額の途中の計算についても書いていきます。
ご覧いただくと
と思うこと間違いなしです。
何か1つでも参考になれば!
2-1. 育児:2,200万円
銀次郎家の子どもは以下のようになる予定です。
銀次郎家の子どもについて(予想)
・2人とも幼稚園〜中学校まで公立
・高校は2人とも私立
・大学は兄が国立、妹が私立
また、各年代の学習費を調べてみました。
幼稚園3年間の学習費(公立):66万円
内訳
・学校給食費:1.9万円
・学校外活動費:8.4万円
⇒合計:約22万円
トータル
小学校6年間の学習費(公立):192万円
内訳
・学校給食費:4.3万円
・学校外活動費:21.9万円
⇒合計:約32万円
トータル
中学校3年間の学習費(公立):144万円
内訳
・学校給食費:3.8万円
・学校外活動費:31.4万円
⇒合計:約48万円
トータル
高校3年間の学習費(私立):298.5万円
内訳
・学校外活動費:25.5万円
⇒合計:99.5万円
トータル
大学4年間の学習費(公立・自宅通い):290万円
内訳
・その他の学校納付金:18.5万円
・修学費:52.4万円
・課外活動費:26.6万円
・通学費:10.68万円
⇒合計:72.5万円
トータル
大学4年間の学習費(私立・自宅通い):548万円
内訳
・その他の学校納付金:15.76万円
・修学費:4.91万円
・課外活動費:3万円
・通学費:10.24万円
⇒合計:約137万円
トータル
参考:独立行政法人日本学生支援機構平成26年度学生生活調査結果
ここで、条件をもう1度おさらいすると↓
銀次郎家の子どもについて(予想)
・2人とも幼稚園〜中学校まで公立
・高校は2人とも私立
・大学は兄が国立、妹が私立
なので幼稚園から大学まで、兄妹でかかる学費の合計は
兄
・小学校:192万円
・中学校:144万円
・高校:298.5万円
・大学:290万円
⇒合計:990.5万円
妹
・小学校:192万円
・中学校:144万円
・高校:298.5万円
・大学:548万円
⇒合計:1248.5万円
兄と妹の合計
以上が養育費に2,200万円くらいかかると書いた理由です。
ちなみに、
すべて公立に進学した場合
と
すべて私立の場合
を比べると、費用は約3倍変わってきます。
すべて公立だと家計は助かります。
ですが、子供の希望や将来を考えると、選択肢として私立に行かせてあげれるお金は持っておきたいですよね。
2-2. マイホーム購入:4,000万円
・元金均等(利子を除いた返済額が一定)
・返済期間:35年
・フラット35
・金利:1.5%
この場合、ローン返済額は3,790万円となります。
あとは諸経費を足していくと、
・印紙税:3万円
・融資手数料:3.2万円
・団信保険料:10万円
・登記費用:30万円
・火災、地震保険料:35万円
・仲介手数料:100万円
⇒合計:約4,000万円
となります。
2-3. 日々の生活費:18,200万円
これは夫婦が何歳まで生きるかで、かなり変わってきます。
ということでここでは、平均寿命をもとに決めました。
男女の平均寿命
女性の平均寿命:87.05歳
なので、男女の間を取って
84歳まで生きる
としました。
銀次郎夫婦は今31歳なので、夫婦2人共があと53年生きるということになります。
また、月々の生活費は約28.7万円(※)です。
夫婦2人の53年間の生活費は、
となります。
※参考:総務省統計局ホームページ 家計調査年報(家計収支編)平成27(2015年)家計の概況 I 家計収支の概要(二人以上の世帯) 1 二人以上の世帯の家計消費
3.【最後に】贅沢しなくてもお金がかかることを早めに知ることが大事
ここまでの具体的な数字を見ると分かると思うのですが、銀次郎家が特別高望みをしているわけではないですよね。
ここで大事だと思うのは、
そんな贅沢を考えていない、普通レベルの生活で将来を考えているのに、思いのほかお金が必要
という事実です。
普通に働いても、絶対に足りないですよね。
ということは、絶対に何らかのアクションが必要というわけです。
そのアクションが、人によっては起業かもしれないですし、副業をすることかもしれないです。
僕はたまたま金融が身近にあったので、
運用・税金といったお金の勉強
というアクションをとっています。
一度、自分の家庭が送りたい生活に、どのくらいのお金が必要なのか、今回の銀次郎家の例を参考に計算してみてください。
人生を見つめ直すきっかけになるので、とても良い時間になります。
それでは今日はこのへんで。
コメント
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[…] ということで、以前書いたようなことをしました。 […]
すごく分かりやすい!
そして、お金の将来像を2人でイメージすることが楽しそうでワクワクしました。
参考になりそうです(^^) ありがとうございます。