【経験談】戸建ての施主検査・引き渡し時に確認した観点(内装編)
マイホームを建てた、もしくは大規模リフォームをした際、工事のあとに施主検査や引き渡しがありますよね。
・こちらの要望が反映されていない
・キズがある
などなど、工事にミスがある場合は、このタイミングで文句を言って、直してもらいます。
とはいうものの、
・床にキズがついてる!
このように分かりやすいミスならいいのですが、それ以外にどこを見たらいいか分かりませんよね。
どこを見れば良いか、まとめたのがこの記事です。
僕が家を引き渡された時の経験談です。
見るべき観点を全て網羅したわけではありません。
というか見るべき点は家によるので、網羅はできないです。
網羅はできないとしても、当日何も準備なしで行くのは危険です。
新築や大規模リフォームをすると、やはり家はキレイです。
キレイなので何となく雰囲気で、
と言って終わるのが関の山です。
実際、我が家が引き渡された時はいろいろ問題がありました。
それらはもちろんのこと、銀次郎と奥さんが当日意識してチェックした点も合わせて、この記事でまとめています。
少しでも事前によりどころを持って、施主検査や引き渡しに挑みましょう!
僕自身、仕事でモノづくりに携わっていることもあり血が騒ぎ、かなり細かいところまで見れたと思います。
ハウスメーカーの人は嫌だったでしょうが、こちとら何千万円かけて買ったものです。
この記事では内装について、確認した観点をまとめました。
もくじ
1. 照明のスイッチ位置
結論を言うと、1ヶ所間違っていました。
向かいの壁に取り付けられていました。
直前にいろいろ変更したせいか、一部の変更がうまく伝わっていなかったようです。
スイッチの位置を変えるのは、意外と大規模な工事が必要です。
銀次郎家の場合、
よくよく考えてみると間違ってる場所の方が使い勝手が良かった
というウルトラCが発生しました笑
たまたま妥協できたので良かったですが、いざ不満で直そうとすると意外と大規模な工事になるようです。
ですので、こまめに建築現場を見に行って、クロスを貼る前に確認しておくと、小規模工事ですみます。
2. コンセント位置
これも照明のスイッチ位置と同じで、直前に変更したことがうまく伝わっていなかったようです。
具体的には、冷蔵庫を接続するコンセントの位置が間違っていました。
しかし、これは照明のスイッチと違って、間違え方によっては冷蔵庫の接続ができませんので、直してもらいました。
3. クローゼットなどのハンガーを吊るバーの高さ
戸建てだと各部屋にクローゼットがあると思います。
我が家はそれに追加して、クローゼット以外のいろんなところにバーを追加しています。
洗濯物干す用だったり、コートなど丈の長いものを吊るためだったり。
すべてが一律の高さなら間違えようがないのですが、我が家は違います。
なので、箇所ごとにメジャーで測っていきました。
4. 室内クロス継ぎ目のコーキング
コーキングとは、隙間を埋めるパテみたいなものです。
家だと、
・洗面、お風呂などの水周り
・クロスの継ぎ目
のようなところにコーキングされています。
コーキングについて、気をつけて見た点は下記2点です。
・見た目いい感じか
室内クロスの継ぎ目に水は来ないので、機能的には特にどうでもいいです。
重要なのは見た目のみです。
我が家の場合、クロスの継ぎ目のコーキング部に若干の気泡がありました。
そのせいでコーキングが途切れ途切れになり、見た目が美しくなかったので、コーキングを足してもらいました。
5. ベランダに出る窓のステップ高さ
詳細の高さは建ててみないと分からないです。
と言われたので、
建った後に測ってみると、高さは40cmでした。
とイライラしていると、
奥さんはイケメンでした。
ただ振り返ってみると、ここは事前に図面で寸法を決めなかった箇所でした。
と思われるかもしれません。
意外と多いはずです。
・お任せします
こんなこと打ち合わせの時に言っていませんでしたか?
必ず言っているハズです。
自分のこだわりポイント以外は若干適当になるので、致し方ないです。
何でもかんでも自分で寸法まで決めていたら、終わるものも終わりませんし。
ですので、こだわりのないところは、過去からのノウハウが蓄積されているハウスメーカーにお任せするのが1番です。
とはいうものの、
くらいは確認しておくべきです。
我が家のようなケースがあることですし。
6. ドア周り
奥さんがネットで施主検査について調べてみると、誰しもがドア周りについて書いていたそうです。
ドアといえば動くもの。
ここは僕のモノづくり設計者の血が騒ぎました。
以下3つの観点でドアを確認しました。
6-1. 滑りやすさ、閉まりやすさ
閉めても普通に閉まらないドアがありました。
微調整で何とかなるものの、本当に確認したのか疑いたくなるミスもあります。
また、引き戸は特に要チェックです。
最近は勢いよく閉めても、閉まる直前で減速してソフトに閉まるタイプのものが多いです。
我が家の場合、調整がイマイチで最初はドアが閉め切らなかったです。
とハウスメーカーの現場監督が回答をしてきました。
ただ、押し問答になってはいつまでも話が進まないので、他の部屋のスムーズな引き戸と比べて、
これと同じにしといてください!
というと、すんなり話がまとまりました。
おかしい/おかしくない
の押し問答は話が進まないので、できるだけ避けましょう。
上記のように他の箇所と比べると、スムーズに交渉できます。
6-2. 建てつけ
これは普通の、ノブを手前もしくは奥に押して開けるタイプのドアで要チェックです。
我が家の場合、ドアの上部と下部で隙間の広さが違いました。
つまり、ドアが全体的に斜めになっているということです。
6-3. ドアストッパー
ドアを開けっ放しに固定しておくための部品です。
我が家のはキチンと閉まりましたが、複雑な構造部品ですので、キチンとドアを開けたまま固定できるか要チェックです。
ちなみに我が家のドアストッパーで問題になったのは、床との擦れです。
ドアを開閉すると
スー
というこすれ音が。。。
現場監督に報告し、その日中に直りました。
7. キズ・汚れ全般
これは内装全体に言えることなので、中々探すのが難しいです。
ですので、参考までに我が家で発見されたキズ・汚れは以下の通りです。
これを参考にして、ご自身の家もチェックしてみて下さい。
・階段の手すりのネチャつき
・ドアに木クズがそこそこ付着
・鏡に指紋
・ドアノブにキズ
・巾木の欠け
当日に見つけ切るのは難しいです。
引き渡し以降、汚れに気づいたら対応してもらえるかを確認・合意することの方が大事ですね。
8. 照明周りの器具
我が家の場合、天井に照明を固定する器具はローゼットタイプを指定していました。
ローゼットだと重めの照明も吊り下げることができます。
ところが実際に取り付けられていたのは、引っかけシーリングタイプでした。
すぐさま交換してもらいました。
9.【最後に】引き渡しまでに言わないとコチラが不利
タマホームさんの場合、引き渡し後でも色々対応してくれましたが、他のハウスメーカーでこれが通じるかは分かりません。
引き渡しまでなら対応しますが、引き渡し後はダメです。
このようなことを言う業者だって、いないとは限りません。
というか、事前に準備をしていても確認できるか怪しいもんです。
銀次郎家の場合、引き渡し前はどんな観点でチェックしようか、奥さんと一緒にアレコレ事前に考えていました。
このように事前に準備していても、うまくいきません。
いざ引き渡されると、感動するからです。
感動してテンションが上がり、粗探しどころではなくなり、チェックが粗くなります。
そして、いざ住み始めたら細かいところに気づいて、
となりがちです。
難しいですが、感動するのは実際に住み始めてからでも遅くないです。
引っ越してくるまでが家づくりです。やすやすとハウスメーカーを退出させてはいけません!
それでは今日はこのへんで。
コメント
- Comments ( 2 )
- Trackbacks ( 0 )
はじめまして、こんにちは
知人の紹介でロイヤルロンドンの存在を知り、もっと詳しく知りたいと思い、
ロイヤルロンドンの記事読まさせて頂きました
自身でも検索してみたのですが、上手く見つけられなくて…もし良ければ教えて下さい
こちらのサイトをみてノーブル・エイペックス社かアテナベスト社でロイヤルロンドンを契約したいと思ったのですが、
個人がこういったIFAに直接契約をお願いすることは可能なのでしょうか?その場合ある程度英語ができないと難しいですよね…?
もし直接契約できない場合、紹介人はどうやって探したら良識ある方に出会えるのでしょうか
正直なところ紹介してくださった方は胡散臭いな…と思ってしまったので…
長々と申し訳ございません
全く急ぎませんのでお手隙の際にご回答頂けたら幸いです
佐藤様
はじめまして。こんにちは!
メッセージありがとうございます。
IFAに個人が直接契約できるかどうかは、IFAによりけりだと思います。
私の知る限り、2社については個人での契約はできないので、紹介人を介す必要があります。
残念ながら金融関係者って、胡散臭い方多いですよね。。。
良識な方かどうか、残念ながらご自身の目で見極めるしかないと思います。
メールアドレスをいただいておりますので、そちらに私の経験談をお送りします。
個人的見解ですので、参考レベルにしかなりませんが。。。
またご確認くださいませ。
ご連絡が遅くなり申し訳ありません。