大学時代のクセが抜けず仕事の優先順位の付け方に苦労した話
タイトルにもある通り、新入社員の時になんだか上手くいかないなと思い、結局入社して6,7年経つまでしっくりきませんでした。
しっくりこないというのは、いつも納期ギリギリというか、常に仕事に追われ、先輩にフォローされている日々が改善されていない感覚でした。
もちろん上手くいかないのは、自分の能力不足よるところもあります。
ですがそれを差し引いても、
と思う日々でした。
どこかで聞いたセリフですが、本当にそういう感じでした。
そんな折、ふと会社の同期と大学の時の実習レポート課題の話になったのですが、
これから書く、まさに上手くいかない原因に気づいた瞬間でした。
もくじ
1.【結論】大学時の課題の取り組み方と同様に仕事をしたらダメだった
「責任感」などというメンタルの話ではありません。
仕事の進め方の話です。
まあ学生時代と同じやり方をしていたので、気持ちの持ち方かもしれません・・・
僕の大学生時代の課題の取り組み方はどのようなものだったのか。
色々ありますが、大きくは以下2点です。
大学時の課題の取り組み方
・出された翌日には終わらせていた
ものすごく勤勉な大学生ですよね!
遊んでなんぼの大学生とは違いますよね!
優秀ですよね!
この勤勉さ、一見真面目に見えますが、大学生特有の「ダルい」精神が根底にあります。
このような思考回路でした。
2. 課題を翌日に終わらせる勤勉さが通用しなかった理由
僕が思うに、理由は2つあります。
2-1. 仕事は生き物のごとく変化することを分かっていなかった
大学時の課題のこなし方をからすると、僕には、
ことに気づきました。
これが社会人になって、どう影響したか。
僕が感じた、大学の課題と仕事の大きな違いは以下3点です。
大学の課題と仕事の違い3点
・優先順位あり
・それらが都度変わる
大学時の課題の取り組み方では特に、時々刻々と起こる変化について行けませんでした。
2-2. 時間が無限から有限になったことに気づいていなかった
こんな声が聞こえてきそうですが、さすがの僕も有限であることは分かっていました。
では何に気づいていなかったか。
・早くできたなら、1度上司に見せて意見をもらう方が良い
これらを分かっていませんでした。
大学時の課題は、もし納期よりも早くできたら、
などなど、納期に間に合う範囲で、改善をして完成度を上げていました。
基本ヒマだったのでこんな改善、やろうと思えばいくらでもやれた感覚です。
しかし仕事の場合、それは単なる独りよがりです。
相手の要求に対して、自分の成果が期待通りなのか。多少の粗より、スピード感を持ってこれを確認する方が大事です。
3. なぜ大学時の課題の取り組み方で仕事にも挑んでしまったか
大学を卒業して、入社して仕事をする
この強烈な変化にも関わらず、なぜ大学時代の課題の取り組み方のまま変わらなかったか。
色々考えましたが、原因はこれだと思います。
思い返してみれば、高校生の時から同じスタイルだったと思います。
タチが悪かったのが「無意識」にやってたことで、長く気づきませんでした。
高校3年間
大学4年間
大学院2年間
計9年間で染み付いた習慣は、ちょっとやそっとでは変わりませんでした。
加えてタチが悪いことに、そこそこ成績が良かった、つまり成功体験として染み付いていました。
学生気分が抜けていなかった。
と言ってしまえばそれまでですが・・・
ポジティブに考えれば、学生時代きっちり課題をやりすぎてしまっていた弊害ですね。
もっと締切ギリギリにやっていれば、逆算の意識・スキルがついたかもしれません!
4.【まとめ】大学の課題のやり方は仕事にマッチしていなかった
ここまでに書いてきた僕の、
と、
を比較します。
大学時の課題の取り組み方
・出された翌日には終わらせていた
仕事で求められる優先順位の付け方
・優先順位あり
・それらが都度変わる
学生時代の僕のやり方は、何ひとつマッチしていないことが分かりますね。
入社して4,5年、全く気づかず。
もっと早く気づきたかったです。
とは言うものの、気づいただけマシです。
そこから改善をしていくしかなく、今日も改善中です。
僕がどう改善しているか、また別の機会にまとめたいと思います。
それでは今日はこのへんで。
コメントフォーム